だあすう日記

初めまして。まったり生きてます。

「裸一貫! つづ井さん4巻」感想

本当に面白かった! 一言でいうと「最高」。

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感想

つづ井さんの日常は続いていく⋯

実は「腐女子のつづ井さん」時代から
本著作の作者である「つづ井さん」のマンガの大ファンで、
ついさっき母親がこの4巻を買ってく来てくれたため早速読んだ。

読んでみた結論から言うと「つづ井さんどんどん面白くなっていってない?」だった。

本著作はつづ井さんの日常を綴った漫画なのだが、
今回もまた愉快な友人たちと織りなすハチャメチャエピソードや、
つづ井さん個人の新たなチャレンジなどが満載で本当に面白かった。
前作の話から登場したリモートパーティーや、つづ井さん恒例のチャレンジ企画など
更に内容がグレードアップしていて、その場の楽しさが絵や文章の端々から伝わってくる。

更に今作は生活環境の変化や、初の読者との交流会など
つづ井さんにとっても今まで以上に新しい未知の世界の体験を綴った内容も多かった。

新しいものに触れて、新しい経験を手に入れて、新しい価値観を見つけていく。

つづ井さんは日常の中の小さな発見をいつも面白おかしく僕たちに伝えてくれる。
つづ井さんの他者の価値観を否定しない姿勢や、新しい経験を大切に自分の中に取り込んでいく真摯な所が、もしかしたらつづ井さんの人気の秘密なのかもしれないな~と呼んでいて感じた

 

特に僕が今回面白いと思ったのは「つづ井さん着ぐるみチェキ会編」だ。

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特にこの回ではこの二人が本当に面白かった笑笑

つづ井さんが顔ばれを防ぐためにきぐるみを着て読者とチェキを撮っていく中で、友人もつづ井さんとチェキを撮るためにチェキ会に参加した回なのだが⋯
この二人が、漫画の中の「Mちゃん」「ゾフ田」の恰好にわざわざ寄せて
つづ井さんとチェキを撮ろうとしている姿が本当におかしくてすごく笑ってしまった。

つづいさんの戸惑いや、妙に自信ありげな友人たちの姿を、
ぜひマンガを購入して見てみて欲しい。

 

このマンガとの出会い

この漫画との出会いは、高校生の時である。

Pixivで見つけ、最初は何となく読んでいるだけだった。
しかし段々とその作品の魅力に引き込まれていった。
作者の推しに対する情熱や、日常を楽しむための創意工夫の徹底ぶり、
時々不思議な行動をする友人たちなど
気が付けば、その独特でぬるま湯のように優しい世界観の虜になっていった。

僕は、好きになるものは基本的に「あ!これめっっちゃ好き!」と最初に熱し、「もう飽きたな~」と結構早い時期で冷めることが多い。
しかしつづ井さんは逆に、最初はそこまでハマっていなかったのに気が付いたら自分のアイデンティティの一部みたいになっていた。


つづ井さんの作品はどこか、気づいたら自分の心に浸透してた、みたいな感じの心に対する違和感の無さがある。

 

このマンガの好きな所

つづ井さんのマンガは、本当に日常を楽しむための工夫や考え方が斬新で、

「自分の好きを大切にする姿勢」

に一切の妥協が無いのがすごく面白い。

現代においては、学歴や収入などの社会的なステータスが重視されやすい。
そのため自分の好きを犠牲にしなければ生きていけない場面は人生で数えきれないほどある。
しかし、そんな中でつづ井さんは自分の「楽しい」を一番に考えて元気に生きている。
そんなつづ井さんの姿を見ると

 

「ああ、自分が楽しいことをする生き方ってすごく素敵だな

 

とその度に実感する。

僕もこんな風に、自分の好きで誰かを笑顔に出来るようなったら嬉しいな~
と思う。まあでも僕はつづ井さんではないから、自分なりの楽しみ方を大切にして
無理なくまったり生きよう、とも思う。

 

人生は必ずしも楽しいことを一番にして生きていけるとは限らない。

仕事や、人間関係、将来への不安だったり金銭的な不安など悩みを抱えていない人なんてきっといないと思うし、多分自分の好きなことだけをして生きていくのは難しい。好きなことだけをして生きていくことが正しいとも限らない。

けれど、だからこそつづ井さんのように、自分の心に耳を傾けてみて、日常の小さな幸せに目を向け、他人の常識なんか気にせず自分のしたいことをする。
そんな生き方も選択肢の一つとしてアリなのではないか? あるいはそれが、誰でも自分の好きなものを見つけやすくなった今の時代に合った生き方なのかも。

つづ井さんの生き様を見ているとそんな風に感じる。

 

あとがき

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!

つづ井さんの単行本もついに4巻目で、何だか感慨深い気持ちになります⋯

Pixivで見てたあの頃の僕は、つづ井さんがぼる塾とトークイベントするなんて思わなかっただろうなーと感じました。(そこまで昔から知っているわけではないですが)

漫画家さんって、実在しているという実感があんまり湧かないために
本人が現実のイベントとかで登場しているのを見ると
「あ!この人実在したんだ!」と変な感覚になります笑

つづ井さんもどこかフィクションの存在のように感じていたのかもですね~

 

そういえば、どうやらアニメイトでこの本を購入すると、つづいさんと会えるイベントに参加出来るぽいです!

なのでぜひお早めに購入してみると良いかもですね!

www.animatebookstore.com

よろしければぜひ他のブログも読んでみてくれると嬉しいです!
それでは、最後までありがとうございました!