だあすう日記

初めまして。まったり生きてます。

名古屋一人旅レポ(大学生時代)

ブログ閲覧ありがとうございます。
このブログは僕の初めての一人旅の日記です。
一人旅しようかどうか迷っている大学生や、まだしたことない人などの参考になれば幸いです。好きな所からご覧下さい。

目次

・旅のきっかけ
・下調べ
・持っていったもの
・旅のおおまかな流れ
・感想
・あとがき

 

旅のきっかけ

大学一年生の長期休み、友人や知り合いが旅行に行っているのを見て「そういえば旅行に行っていないな」と気づき僕も行きたくなった。
しかし大学生である。なけなしのバイト代が僕の全財産だったため、あまりお金を使いたくなかった。また友人と行くのも悪くは無かったのだが、それよりもそれまでしたことが無かった「一人旅」というものに挑戦したいという気持ちの方が強かったのだ。
そこで、人生で初めての、「家族旅行」でも「合宿」でもない、「一人旅」をすることにした。時間が有り余るほどある大学生の長期休みには、個人的にピッタリな挑戦だったと思う。

 

下調べ

まず最初に、直近で予約できる高速バスとビジネスホテルを調べることにした。

安いことはもちろん最優先だが、同時に優先した条件は「昼行バス」と「大浴場のあるホテル」だった。僕は小学生の頃から4列座席のある観光バスでぼーっと過ごす時間が凄く好きで、この一人旅でも電車ではなくバスに乗りたいと思っていた。それも長い時間。
しかし夜行バスで自分が寝られるとは到底思えず、「ぐったりした状態で観光するくらいなら、昼バスに乗ってホテルに泊まって帰る方がずっと良い」と思い昼バスを選んだのだった。使ったのは「バス比較なび」。ほとんど夜行バスしか無くて昼行バスを探すのには少し苦労した。

こちらがバス比較ナビ。よければどうぞ。

www.bushikaku.net

ホテルでは大きなお風呂に入りたかった。そのため、僕は大浴場のついていた名古屋駅前の「アパホテル」に泊まることにした。ちなみに使用したのは「じゃらん」。高速バスを予約した日にちに合う日で調べた。もっと安い宿泊施設もあったが大きなお風呂ががあるビジネスホテルの最安値がアパだった。じゃらんはこちらからどうぞ。

www.jalan.net

 

持っていったもの

ホテルに大体のアメニティはあったものの、僕が持っていって良かったものを紹介したい。まあ、別に特別なものは何も持っていってはいないので参考程度にどうぞ。

・本、小説
高速バスの中では結構暇なので、読みたい本を持っていった。小説は時間を気にせず読めるのでこれを機に読んでみるのもあり。ちなみにもう一つの難しい本はすぐ飽きた。

・ゲーム機
時間を潰すのにちょうどいいゲームがおすすめ。ちなみに僕はSwitchを持っていった。あつもりとかゼルダとか、時間を潰せるゲームがあると〇。

・お菓子
これも普通だけど、意外と持ってる人が少なくてびっくりした記憶がある。飴とかラムネとか、あまり臭いが出なくて長持ちするものがお勧め。ちなみに途中でバスが休憩するときにPAで買うのもアリ。

・パジャマと上着
ホテルでお風呂から出た時にパジャマonlyだと恥ずかしかったので、たまたま持っていた上着を着て廊下を歩いたよ。ちなみにその後アパホテルで浴衣が支給されていたことに気づいてちょっと悔しかった。

・水筒
ホテル出発の際に、水筒に水を補給出来たことで帰りに飲料水代を節約できたのでお勧め。

(そのほかスマホの充電器や体温調節用の上着や着替えを持って行ったよ)

 

旅のおおまかな流れ

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一日目

高速バスで名古屋へ
駅に到着したのがけっこうギリギリになってしまい、仕方なくコンビニでお昼を買ってバス停に並んだ。到着して予約確認を行い座席に座った。隣に人がいなくてのびのび過ごすことが出来た。
久し振りの高速バスは本当に楽しくて、最初の1時間は「ずっと真夜中でいいのに。」を聴きながらひたすら景色を眺めていた。隣に人がいて会話をしなければならなかった中高時代とは違い、誰も気にせず好き勝手にお菓子を食べたり、小説を読んだりする時間は僕には新鮮で面白かった。

 

夕方に名古屋へ到着
バスが着いたのは夕方くらい。初めて愛知県の地に足を踏み入れた瞬間だった。
凄く感動したとかでは無かったものの、ほんの少しの達成感を感じた。
でも国内なので、そこまで遠くまで来た感じがせず変な感覚だった。
エスカ内をぶらぶら歩きまわって、夕飯は行列の出来ていた「矢場とん」の味噌カツを食べた。めちゃくちゃおいしかった。ついでに「風来坊」の手羽先をテイクアウトした。僕は食べ物に関してだけはケチらないようにしようと思っていたので、この日だけで結構な額を使ってしまった。しかし後悔はない。

 

一人でアパホテル初体験
チェックインの時間よりも早く到着してしまったのだが、すぐに部屋のカードキーを渡してもらえた。部屋の階が結構高めで嬉しかった。部屋はシングルでそこまで広いわけでは無かったけど、「自分だけの部屋」がそこにある充実感はすごかった。
正直結構テンション上がったのは言わずもがなである。

早速大浴場に向かって汗を流すことにした。お風呂には人が全然いなくて、ほぼ貸し切りみたいな状況だった。お風呂はすごく気持ちが良かった。お湯の温度もちょうどよく、泡がぼこぼこ出る浴槽内をいったりきたりしながら多分20分は浸かっていたと思う。その後はめったにしないドライヤーをかけて部屋に戻った。

部屋に戻ると、でかい壁かけTVにキヨのYouTubeを流しながら特に何もせずまったり過ごした。大学生時代は実家に住んでいたため、誰にも指図されずに自分の見たいものを好きなだけ見れるこの時間は滅多にない貴重な時間で本当に楽しかった。何気ないことだし、別にYouTubeなんてどこでも見れるけれどホテルで見ると何だか特別に感じた。その後はホテルの中をぶらぶらしたり、テイクアウトの手羽先を食べたりして早めに寝た。

 

二日目

バス出発までの暇つぶし
朝は8:00に目が覚めた。というか6:00から少し起きていたけどずっとベッドでもぞもぞしていた。起きたら支度を整えてすぐにホテルを出た。エスカにある「コメダ珈琲店」の本店に足を運ぶためだ。今までコメダ珈琲に行ったことが無かったので、「人生初めてのコメダ珈琲店が本店」という、ちょっとカッコいい称号を手に入れることが出来た。モーニングの小倉トーストは本当に美味しかった。

その後は、カフェ「ジャンシアーヌ」のピヨリンの販売時間まで近くの公園に行くことにした。

 

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行ったのは、「米野公園」。個人的に公園巡りが結構好きで、この公園は自分の地域と全然違うタイプだったのでとても楽しめた。明るくて街並みに溶け込んでおり、大きな外周と広いグラウンドが特徴である。地面に使用している砂利や砂も明るい色の物が多く、塀もないため周りからの視線が入りやすく防犯性も高い。とても良い公園だった。

ピヨリンは思ったよりも列で待たされバスの時間に焦りながら購入した。その後お土産も指定されたものをささっと購入しバスに飛び乗った。

 

名古屋とのお別れ
ピヨリンは、日持ちが短かったためバスの中で食べたがなかなかおいしかった。
帰りのバスでは、行きに読みかけていた小説を読破したり、ゲームをしたりと自由時間を謳歌していた。しかし、行き帰り高速バスに乗っていたせいか、重い荷物を持って名古屋を散策したせいか左肩と胸がめっちゃ筋肉痛になった。隣に人がいたこともありあまり体を動かせなかったのでPA休憩時にはめちゃくちゃ動かした。
体は疲れたものの、何気ない日常とは少し違う生活が出来てとてもスッキリ出来た。

 

地元に到着
名残惜しい気持ちを感じながら僕はバスを降りて、旅の余韻を感じながらぶらぶら到着駅周辺を歩いた。旅から帰ると、自分の地元と名古屋との違いが分かり、少しだけいつもと違う視点で地元を眺めながら家に帰った。

 

感想

「一人旅っていいな~」これに尽きる。
理由は沢山あるものの、個人的には「誰にも縛られずに自分の自由に出来て、心がリフレッシュできる」ことが1番かなと感じた。「しないことリスト」の著者のphaさんの言う通り、一泊二日の特に大したことの無い旅行でも、ものすごく気分が良くなったと僕は思う。いつもと少しだけ違う場所に行って、違うものを食べて、違う寝床で寝る。これだけでこんなに気分が変わるんだと分かったのが大きな収穫だ。今後もお金を貯めて、また行きたいと思う。

また、初めて一人で計画を立てて、見知らぬ土地に行って、宿泊して、帰って来れたのは結構自信になった。友人や家族と一緒に行くのとはまた違う楽しみがあるし、自分と向き合ういい機会にもなったと感じた。

「友達と旅行に行った方が楽しい」という意見もあるが、僕は比べる必要もなくどちらも楽しいと思う。ただそこには個人の趣味嗜好の違いがあるだけだから。
もし、一人旅をやりたいけど躊躇している人がいたらぜひしてみて欲しい。誰かと行く旅行とは全く違った面白さがあると断言できる。100%自分の好きに出来る旅行は本当に楽しい。

 

あとがき

すごく長い記事になってしまいましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!
旅行から帰ってきたあと、母親から「何かめちゃくちゃ表情が明るくなっている」と指摘を受けてめちゃくちゃビックリしました。

もともと僕が、大勢の人と何かをするのが好きではなかったということもあり、もしかしたら一人旅に向いていたのかもしれません。

昔は周囲の視線や孤立を恐れて、1人で好き勝手に行動するなんてことはあまり出来ず、とりあえず大人数のそばにいるような人間でした。

ですが、大学生になって色々挫折や苦悩や新しい価値観を見つけていくうちに、「自分の好き」に対して誠実になってきたような気がします。

ブログも何となく面白そうで始めてみましたが、やっぱり面白いですね。みなさんも、自分の好きを大切にして、やりたかったことに一歩踏み出せればと思います!

よければ他のブログも見てみてください。
ここまで本当にありがとうございました。