アニメ史に残る名作「魔法少女まどか☆マギカ」感想(ネタバレあり)
この作品は僕の短い生涯の中で、最も影響を受けた作品の一つだと言って差し支えない。僕はこの作品が本当に大好きだ。
これほどまでに鬼才で、衝撃的で、心に深く突き刺さる作品はなかなか出会えないと思う。
見た目はプリキュアみたいな女児向けアニメっぽい。
しかし絵柄で油断すると痛い目を見る。
内容は全く正反対。恐ろしいほど残酷なものだ。
奇跡を叶える魔法少女とその代償の物語
少女たちの過酷な闘いの物語は、小学生の頃の僕の心を深く抉った。
まずヒロインが3話で死んだり、可愛いお助けキャラクターが黒幕だったり、「これは10代の女の子には重すぎるだろ⋯」と見ていて感じた。その時小学生だった僕にはなかなか衝撃的だった。
だが今まで見てきた小学生向けアニメとは全く違くて、ストーリーもバトルシーンもどれも本当に凄くて、毎回夢中になって見ていた。
特に僕が印象的なのは第10話だ。
それまでイレギュラー的な存在として描かれてきたほむら。この話でその印象が一気に覆った。
なぜそこまでまどかを魔法少女にしたくないのか。その真相をあえてこのタイミングで持ってくる所に、脚本家の真髄を見た気がした。
というかこの話を見て、ほむらのことが本当に大好きになった。
まどかを撃つときのほむらの悲鳴が、今でも忘れられない。
また、このアニメはバトルシーンが本当にカッコいい。
特に第2話で、マミさんが敵である魔女と闘うシーンが僕は好きだ。
マスケット銃を次々と展開して、アクロバティックに敵と戦う姿は、
もはや魔法少女というよりジャンプアニメぽい⋯
また、ほむらのワルプルギスの夜との闘いもめちゃくちゃオタク心くすぐられるものだった。
重火器を繰り出して、敵を波状攻撃していく戦闘シーンは胸が熱くなった。てか火力がもはや軍隊レベル。
ストーリーラインも、戦闘シーンも、キャラの作り込みも
どれを取っても一級品で隙が無い。
僕はこの作品に一時期あり得ないほどハマっていた。
ネットを開いては魔女の考察サイトを見たり、魔法少女の武器の性質やストーリーの裏話などをYouTubeで漁ったり⋯ 終いにはまどマギのコラ動画なども見たりした。
一時は多分ウィキペディアくらい詳しかったと思う。
本当に面白くて間違いなく日本のアニメ史に残る名作なので、まだ見ていない人はぜひ見て欲しい。
僕も最近見ていないので、もう一度1話から見返そうかな。
次回、劇場版の感想も上げますので良ければご覧下さい!
それでは~