春のこの季節、新学期や新生活に伴って不動産屋さんにたくさんの人が来る季節ですね
かくいう僕もその一人ですが⋯笑
僕が物件選びで苦戦したことやその中で発見したことを日記としてきままに綴るだけですが、良ければご覧ください!
よろしくね~
物件選び
①最初の鬼門「アプリで物件探し」
「とにかく物件が多すぎる!!!」
最初は本当にこれだった⋯
「一人暮らし出来ればどこでもよい」というスタンスで、当初は最寄り駅すらちゃんと決めていなかった。だからスーモを見た時にどんな物件が良いのかも分からず、上から出てくる物件手を当たり次第見てみた
しかし一つ良い物件が見つかればまたもう一つ見つかる⋯しかもいつそこが埋まるかわからない⋯ 選択肢のパラドックスで一生悩み、「この物件誰かが取っちゃうかもだから早く決めなきゃ」という焦りで悩み、と結果は惨敗
ここでやっと僕は「ちゃんと条件考えなきゃ一生決められん」と自覚したのだった
(アプリを使うときは、いかに自分の譲れない条件を持っているかが重要だよ!)
②自分に聞いてみた「理想の物件」
そこで今度は、スーモに出てくる「条件絞り込み」みたいな機能に載っている内容から、自分がどんな物件がいいのか考えてみることにした
・室内洗濯機置き場 → 外で洗濯したくない
・南向き → 日当たり良いのが好き
・正面玄関ロックあり物件 → 防犯面重要
・現在のバイト先から近い所 → バイトのために時間を無駄にしたくない
・ベランダあり → 夏とかに外見ながらビールとか飲みたいから
・騒音なし → 耳が良くて音に敏感だったため
この時の僕はとてもバイト先を気に入っていて、大学のために駅近にするよりも「バイト先が近くなら駅遠でも良い!」というスタンスを持っていた。(ちなみにこの後そんなにこれは重要ではないと気づいた。)
こうして一度自分の欲求を書き出してみるだけで、意外と自分が気づかなかった内面的な感情が分かって結構面白い。 まさか自分が日当たりや防犯を気にしていたとは書くまでは思わなかったし。
「自分のバイト先の周辺」という条件が加わっただけでかなり物件数が絞られた。(なんせ駅から遠いため)そのため、逆にすぐに「良いな」と思う物件を見つけられた。
ぜひ、物件を探すときは、基本的だが「自分の理想」を言葉にしよう!
③「内見」することでその物件の本当の姿が分かる
「善は急げ」という言葉がある通り、すぐ物件の内見をすることにした。
もちろん未成年だったため母と一緒に。
実際にサイトで見つけた「ベランダあり」「正面玄関オートロック」「バイト先まで徒歩4分」という物件へ行ってみた所、出た感想は「いいのかわからない」だった。
自分の条件に合った物件だったのだが、実はそこは6畳もなく南向きでもない物件だったのだ。この時「あれ?」と少し思った違和感は、母との会話によって明らかとなった。
「暗い」「狭い」「騒音被害の張り紙がある」
物件の見取り図だけでは分からない情報は現場にある。
実際に家を見ることで「あ、これ嫌だな」「あ、これいいな」と直感で分かることもあるのだと実感したのだった。
住む物件は絶対に内見すること!ほかの物件と比較するのも忘れずに!
④他者と話して気づく「自分の本当の理想の物件」
内見だけでなく、同伴してくれた母の言葉によって僕は蓋をしていた「本当の理想の物件」に気づくことが出来た。
母は内見に同伴した帰りには、いつも自分なりの感想を僕に忖度無しで伝えてくれた。
そこで「1階は上の音がうるさいよ」とか「大家さんが下に住んでる物件とかは安全だよ」とか「狭い部屋だとあんまり家具入らないよ」「駅は近い方が便利」など母なりの物件選びの基準を伝えてくれた。
母と話しをするうちに、どこか自分が「これは我慢できる」と隠していた、というより「これを我慢できないのは恥ずかしい」と思っていたようなことがはっきりと分かって来たのだった。
・部屋は6畳以上は欲しい → 実は広い方が好きだった
・駅から徒歩15分圏内 → バイト先に縛られていただけで、本当は駅近にしたかった
・台所2コンロ → 料理が好きだから
・2階以上 → 騒音は嫌だから
・夜が静か → 寝るのにめちゃ大切
残念ながら、これら全てをかなえる物件は実際には見つからなかった。
だけども自分の正直な欲望を客観視することで、「この条件は死守だな~」とか「この条件はそこまで重要じゃないかも」など、その優劣も多少なりとも判断出来るようになったのだ。優先順位をはっきりしておくことで妥協点が見つけやすくなる。
現実を見ると「これは無理でしょ」となってしまいがちな条件でも、一度言葉にして吐き出してみると「あ、僕こういう条件を大切にしてたんだ」と分かる。
また、他の人がどういう条件を大切にしているかなど参考にしてみよう!
⑤内見しても終わりじゃない!?「周辺探索、生活シミュレーション」
母と一緒に複数の不動産屋を巡って、サイトに載っていないような物件も紹介してもらい、ついに!100%とはいかないが、自分が重要視していた条件に合った物件を選ぶことが出来た。
しかし、良い物件を見つけても、まだ契約する前に一仕事するべきことがある。
それは「自分がその住居、環境でどのように生活するのか」を事前にシミュレーションすることである!
仮にその物件が良い物件でも、内見ではその物件の周囲の様子は分からない。そのため内見の後に自分で周囲の環境を見ておく必要がある。
実際にその物件が本当に自分に合うかどうかを見極めるために僕が調べたことを挙げておきたい。
・物件から駅までのルート、所要時間、信号の数やルート途中にあるお店
・最寄りのスーパーまでの距離、価格、品ぞろえ
・最も近い道路の昼、夜の交通量 音の大きさ
・ゴミ捨て場の場所
・ハザードマップでその物件がどれくらい危険な地域にいるか
ハッキリいって僕は結構神経質なタイプなので、こういうことを調べておかないと気が済まないだけで、他の人がこれを全てやる必要は無いと思う。
だけど、「このスーパー品ぞろえ悪い」とか「夜交通量多かったじゃん」とか後悔しないためには先に調べておいて損は無いと思う。
実際に調べた所、その物件が面する道路の夜の交通量が思ったよりも多かった。しかし家の中にあまり音が響かなかったのと、車の音が存外不快に感じないことが分かったためその物件に決めたのだった。もしかしたら住んでみて「やっぱりうるさい」となったのかもしれないが⋯
正直住んでみないと分からないことが多い。だけど、少しでも周辺を散歩したり最寄りのスーパーやコンビニに行ってみると物件の意外な一面が分かるかもしれない。
⑥その他参考になるかもな情報
1. 物件の縮尺は全部測ってもらう
→これ本当に大事! 遠慮してはだめ!内見の時だとしても実際に家具を入れる具体的なイメージをするために、部屋の縦横の長さや高さを絶対測ってもらいましょう!
窓枠や冷蔵庫、洗濯機入れるスペースなどもしておくとGood!
2.内見したその日に契約しない
→その日に「この物件しかない!」と思った時ほどしていはいけない。
次の日に必ず周辺の様子や駅までの距離などを調べておこう。意外と騒音がひどかったり、治安が悪かったりとマイナスなことがあるかもなのでそれも調べた上で契約しよう!「いい物件だ」と思っていると、悪い所に目が行かなくなってしまうのでクールタイムを取ろう。仮にその物件が人気物件であっても!
3. その物件のデメリットも聞く
どうしても物件探しで注目してしまうのは「いい所」だけど、人間は脳の構造的に「悪いこと」を気にする生き物なので必ず「悪い所」はちゃんと聞いておくべきである。
あとあとそれに気づいてイライラしながら生活することの無いように⋯
聞きにくい人は「メリットとデメリットを教えてください」と言ってみよう。
そうすると、大体の不動産屋さんはちゃんと教えてくれる。
これは、不動産屋さんがいい人というのはあるのだが、それ以上に「お客さんに心から納得してもらった物件の方が契約が長続きして儲かるから」である。なので遠慮せずにどんどん聞いて欲しい。
あとがき
今週のお題「引っ越し」 初めてのお題投稿緊張しました⋯笑
大学生になって初めて一人暮らしをしたのですが、その準備が「本当に大変」でした笑
特に、今まで全て家族がしてくれていた「お金が関わる生活基盤の構築」を、自分が考えなければいけない所が特にすごく難しい⋯!
今やネットに情報が溢れかえっており、何が自分にとって良いのかを取捨選択するのが本当に難しい時代になりました⋯。
ですがその中で自分と向き合いながら物件選びをすることで
「何が自分にとって一番大切なのか、何が絶対に避けたいものなのか」
をしっかりと自覚して納得した答えを見つけることが出来ました。
もし一人暮らしを考えている方に、この記事が参考になれば幸いです。
今度家電選びの日記も載せようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!