こんにちは。だあすうです。
今回は最近読んだ本を軽く紹介したいと思います。
「カマたく」さんの「頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ」です。
感想
この本はTwitterで大人気の「カマたく」さんの生き方が書かれた自己啓発本だった。
感想としてはかなり衝撃的な内容が多かったと感じる。「中学生で父親に売春された」とか「ブラック企業で黒字にしてから退職した」とか。
今まで読んできた本(と言っても最近本を読み始めたばかりなのでそこまで読んでない)の著者たちは大体有名大学を出ているような人ばかりだったから、今回この本を読んでみて「こんな風に生きている人もいるんだ⋯!」と人の生き方の幅というか、底とはまた違うけど知らない世界があることを知れて良かったと感じる。自分の視野が広くなった。Twitterでカマたくさんは知っていたけどまさかこんな過去があったとは⋯!
一貫性と矛盾
後半の「仕事」と「生き方」のパートから読み始めたのだけれど、最初に出た個人的な感想としては「何だか矛盾することが多いな」だった。「好きは無駄」「やりたくないことでもやってみる」と言う割には「やりたいことをやってみましょ」と書いてあったり⋯どっちなんだろうか⋯とあたまに?を付けながら読んでいった。
読んでみて分かったのは、カマたくさん本人も言っている通り「感覚で生きている」ということだった。感覚だからこそ、カマたくさんは場面に応じた最適解をその都度出すことが出来る。だから状況に応じて違う答えになってしまう結果、本にすると全体で矛盾が生じる。
でも、もしかしたらそれはあくまで僕がそう感じているだけで、カマたくさん自身は一貫性が自分の中にあると感じているのかもしれないなと感じた。僕は本著とは反する意見を持っていることが多かったので、僕が本著者の考えを理解出来ないのはある意味当然かもしれない。というか他者の考えを完全に理解するのは不可能なのでは?とも感じたりした。
共感の嵐。人間関係と恋愛
一方本の前半は面白かった。というか参考になる話が多かったと感じた。
カマたくさんの独特な口調で、みんな思っているけど言えないような本音にズバッ!!と切り込んでくれる感じは見ていて気持ちが良かった。
僕もこの本を読んで参考にしたいことが多かったので、もしこの本が気になった人は最初から読むのが良いかもしれない。恋愛の話とか、他者に劣等感を抱いてしまうことへの対処法とか、特に参考になった。
若い頃から大人の世界に生きていてい、ネットにも精通しているからこそ、その現場の醜さや汚さをカマたくさんはよく知っている。逆に意外とそういう世界も自分が生きている世界と何ら変わりはなくて、普通の人も変な人もいて、窮屈だけど自由で、大変だけど面白いということを教えてくれた。
あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございました!
もっと短く書こうと思ってたのに結局長くなってしまいました⋯
カマたくさんの見ている世界も考え方も視点も、全く自分とは異なっていて完全に理解することは難しかったです。
でも頭ごなしに否定しないで、「こういう人もいるんだな」と本を読めるようになったことに、少しながら自分の成長を感じて嬉しく思っています。
読書するのって楽しいですね。大学生は時間が沢山あるので、今知れて本当に良かったと思います。
よろしければまたブログでお会いしましょう!
ここまでありがとうございました!!
かまたくさんのTwitterはこちら!良ければどうぞ!twitter.com