はじめに
こんにちは。ずとまよの一ファンのだあすうです。
僕は一時期、ずとまよの歌詞考察サイトを読むのにめっちゃハマっていました。
その中で特に「骨助」さんの歌詞考察が大好きで、今回の小説はその歌詞考察をもとに執筆しました。よければご覧下さい。
「MILABO」
初めて自分の曲を投稿したあの日から、どれほどの時間が経ったのだろうか⋯
そんなことを考えながら私は今日も曲を作る。
「またTV出演の依頼だ⋯」
いくら時間が経っても、どれほど人気になっても
やっぱり人前に出るのは怖い。
自分の素顔が知られてしまうのは嫌だから。
私は「恋の別れ」とか「憂鬱な感情」を歌うのが好きだからこんな曲を作っているけれど、
みんなはどう思っているのだろう⋯ 別れとかはやっぱりあんまり好きじゃないのかな⋯
この気持ちを直接伝えたい。
インタビューでも、メディア特集でも、私の思いを全て伝えることは出来ない。
だけどせめて自分が好きな「歌」でなら、少しでも伝えられると思った。
歌にしたって、本心なんていくらでも隠せてしまうのに。
「『謎に隠された”ずとまよ” その素顔に迫る』か⋯」
私の思いがみんなに届くのは嬉しい。けれど、その度にみんなが私を暴こうとする。
私のことを知らないで欲しい。
自分で歌を発信しておいて、そんなことを言うのは虫が良すぎるのかもしれない。
それでも、こんな私を知らないで欲しいし、嫌われたくない。それは本当なんだ。
気づいたらもう夜中の2時だ⋯
「曲を書いているとあっという間に時間が経っちゃうな」
曲を作っている間だけは面倒なことから目を背けられる。
私を暴こうとする世界、私の本音なんか知らない世界から。
自分の気持ちを伝えるのが恥ずかしいわけじゃないけど、
おかしなレッテルを貼られて未来永劫に語り継がれるなんてまっぴらごめんだ。
だから私はこれからも、思いを歌にのせて発信していく。
誰にも私を知られないために。
どんどん知名度が上がっていって、私の曲がみんなに知られていく。
ミラーボールのように輝く表舞台に引きずり出されるのは、少しだけ怖い。
だけど、そんなときはアコギを持って、真夜中の6畳間で歌ってみる。
そうすると少しだけ体から力が抜ける気がするんだ。
音楽にのせなきゃ、味っけない私の思いはみんなに届けられない。
曲を作らずに、ただの「あかね」として生きる道はあったと思う。
だけど私は「ACAね」として、これからも曲を作り続ける。伝えたい思いがあるから。
こんな自分にはまだ慣れない。けど少しずつなら変わっていける気がする。
だから
こんな私を、こんな私の思いを綴った曲を
これからも見届けてほしい。なんて思ってしまう。
欲しがりかもしれないけど。
「もう5時、真夜中が終わる時間だ」
音符がびっしりと書き込まれた楽譜と、
先程まで和音を奏でていたアコギが床を占拠している。
そんな風景を眺めながら、私は朝を迎えた。
To Be continue
あとがき
ここまで読んで下さりありがとうございました!
骨助さんの歌詞考察を見ていたらいても経ってもいられずに、勢いでそのまま書いてしまったものなのですが、せっかくならと本ブログに載せてみました。
初心者で拙い文章ですが、自分のずとまよへの思いを詰め込むことが出来てとても楽しかったのを今でも覚えています。
骨助さんのブログと、ずっと真夜中でいいのに。さんの「MILABO」はこちらからどうぞ!
この小説や歌詞考察を見てから曲を聴くと、全然違ったものに感じるかもしれません。
ここまでありがとうございました!
MV「MILABO」
骨助さんのブログ