アイテム職人のエルフと、ハンターの人間の、種族を越えた愛の物語。
僕はこの2人のお互いを思いやる姿に胸がキュンキュンしてしまった⋯
お互いのことが好きなのに、それを互いに言い出せずにいる典型的な両片思い状態になっているのが見ていてこそばゆい⋯
というかキャラデザがめちゃくちゃ可愛くて一目惚れで購入してしまった漫画である。
お互いのことが大好きで、その様子を見ているだけで心が温かくなる。
僕は最初は、男主人公のユラのけなげさや一途さがめちゃくちゃ可愛くて好きだったが、後半にはユラのために一生懸命アイテムを作る女主人公のマグリットも大好きになっていた。
だが僕はこの作品に一つ不満がある。細やかで複雑な設定の世界観の裏話が少なかったことだ。
「神去る都」だったり、マグリットのアイテムづくりで最後に使う「聖霊の祈り」だったり、「どういう経緯があってその設定があるのか」の描写がもう少しあるといいな~と感じた。
ともあれ、僕はこういう純愛物語がかなり好きであるので、
機会があればぜひまた見たい。